行政院大陸委員会(日本の省レベルに相当)は1月28日、同会の王郁琦主任委員(大臣に相当)が2月11日から14日まで中国大陸の南京と上海を訪問し、滞在期間中には台湾海峡両岸業務担当首長会議を行い、双方の重要な議題について中国大陸側と意見交換すると明らかにした。
同会によると、王主任委員は現職の政府関係者の身分で中国大陸を訪問する初の同会主任委員で、訪問は両岸関係発展の常態化に大きな意義を持つ。同会では、両岸業務の主務機関の責任者による相互訪問を通じて互いの信頼関係を強化し、両岸関係のさらなる制度化と両岸平和が促進できるよう希望。
なお、同会の実施したアンケート調査では、回答者のうち6割から7割の人が両岸当局の直接的接触に賛成、双方が定期的に対面することは両岸関係の発展に寄与すると考えているという。