国防部(日本の防衛省に相当)は18日、今年の軍事演習、「漢光演習」のスケジュールについて、5月にコンピューター補佐指揮所演習(兵棋演習)、9月に実際に兵士を動員した実弾演習を行うと発表した。同部はこれについて、各部隊の任務を総合的に考慮したものであり、年末に予定されている統一地方選挙とは無関係だと説明した。
同部は5月下旬に指揮所演習を行い、変数などを確認したのち、これを9月の実地演習で検証、続く組織改革のためのデータとする。
国軍は今年度から部隊の訓練演習を、「基礎訓練」、「実地訓練」、「基地訓練」、「各軍合同訓練」、「合同作戦訓練」といった5段階に分け順を追って進める計画。このうち「基地訓練」を中核として、部隊の訓練を着実に行い戦力向上を目指すと国防部は説明した。