2024/12/27

Taiwan Today

経済

世界に先駆け肺がん治療分子標的薬「アファチニブ」承認

2014/02/21
衛生福利部食品管理署によると、台湾は昨年、世界に先駆け、最新の肺がん治療向け分子標的薬、アファチニブを承認した。(新竹バイオメディカルパークサイトより)

衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)食品管理署(TFDA)は20日、2013年に台湾は世界に先駆け、最新の肺がん治療向け分子標的薬、アファチニブ(Afatinib)の医薬品販売を承認したと表明した。

新薬の審査承認登録において昨年、承認された医薬品の類別は、がん・腫瘍治療薬が最も多く、次いで、循環器病治療薬、感染症治療薬、ワクチン、消炎鎮痛剤、血液疾病治療薬、糖尿病・代謝疾病治療薬などとなっている。また承認された医薬品のうち、難病のハンチントン病治療薬が2項目が含まれている。

TFDAは2013年度、台湾で製造された医薬品26件および輸入医薬品131件、合わせて157件の新薬審査承認登録の審査を終えた。承認されたのは122件で、台湾製造23件、輸入99件となっており、承認件数は過去数年で最多となtった。承認された122件のうち、化学薬品は103件、バイオ医薬品は19件。さらに42件が新成分を含む新薬、44件が新たな調合や新たな効能、新たな投与経路の新薬で、36件が新たな剤形、または使用量、単位当たりの含量が新しい薬剤であった。

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