2024/12/26

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228事件の記念には教育的意義と人権保障の意義:馬総統

2014/03/03
台湾東部・花蓮県鳳林鎮を訪れ、228事件の犠牲者である張七郎氏の墓前に献花する馬英九総統。(中央社)

馬英九総統は2月28日、台湾東部・花蓮市の和平広場で行われた「228事件67周年中枢記念式典」であいさつし、228事件を記念することは教育的意義のみならず、人権の保障に対する深い意義を持つと強調した。

馬総統は、「歴史上の過ちを許すことは出来ても、その真相を忘れることは絶対にあってはならない」とし、政府は228事件を教科書に記載することで、同事件に対する重視と反省を伝えていると説明した。

馬総統はそして、台湾が「人権の島」を目指し、自由と民主、人権と法治などの価値を確実に実践するためには、歴史の悲劇を繰り返すことは断固許されないと述べた。

馬総統はまた、台湾北部・台北市の228和平公園で行われた「228事件67周年追悼式典」にも出席した。馬総統は、中央政府と地方自治体は共に228記念館を設けており、そのうち中央政府によるものは補償と賠償機能を備え、自治体によるものは記念と教育、広報面での機能を持っていると説明、いずれも次の世代に台湾の歴史における228事件の重要性を伝えていくものだと指摘した。

 

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