2024/12/26

Taiwan Today

政治

飛行安全と耐空性基準で協力、両岸会談の次回議題に

2014/03/03
台湾海峡両岸それぞれの窓口機関は今回、「海峡両岸地震監視測定協力協議」と「海峡両岸気象協力協議」に調印。握手する、台湾の海峡交流基金会の林中森董事長(中央右)と中国大陸側の代表。(中央社)

台湾海峡両岸それぞれの窓口機関(台湾の海峡交流基金会と中国大陸の海峡両岸関係協会)による第10回上層部会談が2月28日に終了。行政院(内閣)大陸委員会が同日明らかにしたところによると、第11回会談で話し合う議題は、ECFA(海峡両岸経済協力枠組み協議)における後続課題である「商品貿易協議」と「紛争解決協議」、及び「二重課税回避及び税務強化での協力」、「両岸双方の窓口機関による事務機構の相互設置」、「両岸環境保護協力」、「飛行の安全及び耐空性基準での協力」などとなった。

双方は今回の会談で、「海峡両岸地震監視測定協力協議」と「海峡両岸気象協力協議」(「協議」はいずれも協定のこと)に調印、地震活動と天気に関する情報をより正確に把握し、地震及び気象の監視測定及び早期警戒能力を高めることになった。

大陸委員会は、国家の安全保障をより強めるため、両岸の結ぶ協議(協定)に対する国家安全審査メカニズムをすでに確立、今回調印した2項目の協議は同メカニズムが初めて適用されたケース。

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