税関ベースの輸出入資料によると、昨年、台湾の花卉及び花卉製品の輸出額は1億8900万米ドルで、そのうち87.06%(1億6500万米ドル)が「らん」(蘭)だった。「らん」の中では「胡蝶蘭」が1億1800万米ドルで最も多く、「胡蝶蘭」の鉢ものは輸出農産物で第9位の規模に。
昨年、台湾の「胡蝶蘭」の輸出先としてはアメリカ、日本、オランダが上位3位。苗ものではオランダ、ドイツ、タイが主な輸出先となっている。
「2014年台湾国際らん展」は7日、台湾らんバイオテクノロジーパーク(台湾南部・台南市)で開幕した。世界14ヶ国からバイヤーが、台湾の「らん」のサプライヤー42社と合計313回の単独商談会を行った。日本からは関東及び関西の代表的なバイヤー、Osawaとディーマーケット社などが参加した。