教育部(日本の文科省に相当)が先ごろ発表したところによると、2013学年度(2013年8月より2014年7月まで)に台湾の高校及び高級職業学校(日本の職業高等学校に相当)で学ぶ華僑学生は、インドネシアからの学生が最も多く、ベトナム、マレーシア、タイと続く。これら4ヶ国からで華僑学生全体の74%を占める。また、外国人では主に台湾と経済貿易面での往来が頻繁なアメリカ、日本、韓国が主で外国人留学生全体の77%を占める。
2013学年度の華僑学生と外国人留学生が全ての学生79万4000人に占める割合は0.1%未満。外国人留学生が公立で従来からの有名校に集中する現象は無く、学校の選択には運営状況や設立理念などが大きく影響しているもよう。
また、高校及び高級職業学校卒業後、海外(中国大陸含む)で進学する学生は増加傾向にあり、2013年6月の卒業生では初めて1000人を突破、1067人となった。すべての卒業生25万5000人に占める割合は0.42%。海外での進学に対し、公立の有名校の卒業生が比較的積極的だという。