中央研究院(中研院)言語学研究所はこのほど、日本の国立国語研究所(NINJAL)と協力覚書を交わした。5年間にわたる協力を正式にスタートする。日本から国立国語研究所の影山太郎所長および同所代表が来台し、中研院での覚書調印に臨んだ。同院言語学研究所にとって、協力覚書を交わす海外の機関は、中国大陸の北京大学と中国社会科学院に次いで3カ所目となる。
台日双方は、学術交流にまつわる各項目(学術刊行物の相互贈呈、研究者の相互訪問、国際学術イベントの開催、共同研究計画の策定など)で連携し、東アジアにおける言語学研究の促進に取り組む。
中研院言語学研究所の詳しい情報は、公式ウェブサイト(http://www.ling.sinica.edu.tw、中国語・英語)で紹介している。