中華民国(台湾)の国土に森林が占める割合は59.18%で世界26位。台湾が過去6年で造林した面積は2万6280ヘクタールに達し、台北市にある大安森林公園1051個分に相当する。世界全体の二酸化炭素排出量に台湾が占める割合は0.84%まで減らしており、年間のエネルギー使用効率も2ポイント上昇した。
馬英九総統は12日、「植樹と造林が台湾を守る」2014年記念植樹活動に出席し、先ごろ英国気候変動特別代表のDavid King卿と会見した際、King卿は地球温暖化に対応する台湾の成果を評価したと指摘した。
中華民国建国の父、孫文博士はかつて実業計画を推進する上で、「造林は民生建設の重要項目」と強調した。孫文博士を偲び、そのビジョンを実践するため、政府は毎年の3月12日を「植樹節」と定めている。