江宜樺行政院長(首相)は19日、教育部(日本の文科省に相当)による「自由経済モデルエリアの教育イノベーション推進状況」報告を聴取した際、国内の特定の大学を対象に外国の大学と実験的な提携を行わせる方針を示した。内容は、向こう1年以内に少なくとも5つの学位専門クラス及び専門カリキュラムを設けること。さらに3年以内にこれを10に増やし、5つの単科大学及び分校(支部)1校を開設する。
教育イノベーションは、外国の大学を主体とするものと国内の大学を主体とするものの2つの運営モデルが計画されている。教育部は、第一段階として外国の大学と提携して「学位専門クラス」と「専門カリキュラム」を設け、第二段階では、立法院(国会)が自由経済モデルエリア特別条例を承認後、外国の大学と提携しての、「分校」や「単科大学」の設立を積極的に推し進めるとしている。