2024/12/27

Taiwan Today

政治

台湾に長期滞在の外国人、満20歳後の滞在延長可能に

2014/03/28

内政部は27日、「外国人停留・居留(長期滞在)及び永久居留辦法(規則)」を一部改正した。近日中に公布する。内政部によると、今回の改正重点は、家族呼び寄せで台湾に長期滞在する満20歳の外国人の台湾における滞在期間延長に関する規制緩和と、ホワイトカラーの外国人労働者と華僑学生の長期滞在期間が終了した際の出国期限の緩和。

この規制緩和では、外国人の子女で、家族呼び寄せビザで台湾に長期滞在している外国人が、満20歳となった後も滞在期間を延長できるようにする。現行の規定では満20歳になると家族呼び寄せビザでの滞在ができない。滞在を認める条件は、台湾で合法的に暮らした期間が累計10年に達し、台湾で過ごした日数が毎年270日を超えていること。もしくは、16歳未満で中華民国(台湾)に入国し、その後台湾で暮らした日が毎年270日を超えていること。あるいは台湾で生まれ、台湾で合法的に暮らした期間が累計10年に達し、台湾で過ごした日数が毎年183日を超えていること。これらの条件を満たす場合、その人は引き続き3年間の長期滞在が認められる。また、一回に限り延長も可能。

また、今回の改正では、就学のため台湾にやってきて卒業した外国人(華僑)が、長期滞在期間を6ヶ月間延長する申請も可能とする。これは就職活動への便宜を図るため。さらに、ホワイトカラーの外国人労働者の滞在期間終了後の出国期限も、従来の90日から6ヶ月に緩和し、転職をしやすくする。但し、6ヶ月経っても中華民国での転職が出来なかった場合は、規定に従って出国することが求められる。

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