2024/12/27

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6カ月までの母乳栄養率49.6%、WHOの2025年目標に接近

2014/04/10
6カ月以下の乳児で、母乳のみを与える「母乳栄養」の割合が49.6%に達し、WHOの2025年目標の50%に迫った。(衛生福利部国民健康署)

衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)国民健康署は8日、台湾の6カ月以下の乳児について、母乳のみを与える「母乳栄養」の割合が49.6%に達し、世界保健機関(WHO)の2025年目標の50%に極めて近付いたと発表した。

また、「母子にやさしい医療機関」の認証を受けた医療機関は176機関で、新生児全体の79.2%をカバーする。2012年3月15日にスタートした新生児の聴覚スクリーニング検査では、2013年の検査率が97.2%に達した。2013年の出生性比(女児1に対する男児の数)は1.078で、前年に記録した25年来の最低値1.074からわずかに上昇した。

2013年の成人の体重過多と肥満の割合は38%で、2005~2008年の44%から減少した。成人の喫煙率は18.0%で、2008年の21.9%から下降した。

国民健康署は8~9日に全国保健会議を開き、たばこによる健康被害防止や、健康と運動能力の増進、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)や肥満の予防・改善、がん検診、ビンロウによる健康被害防止、成人と中高年の健康促進、女性・子どもの健康促進などを積極的に推進することを確認した。女性と子どもの健康促進では、出生性比の監督や、母子にやさしい授乳環境づくり、先住民や移民など弱者層の女性・子どもの健康増進と事故・けがの予防、子どものフッ化物歯面塗布、新生児の聴覚スクリーニング検査などを行っていく。

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