経済部(日本の経済産業省に相当)と中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は7月8日、台湾北部の台北国際会議センター(TICC)で、日本企業向けの台湾調達マッチング商談会を開催する。対象となるのはスマートグリッド、工作機械、車載用電子製品、エコ製品、風力発電、太陽電池、電動車両、発光ダイオード(LED)照明、手工具、機械部品、電子・電気設備、デジタルコンテンツ、バイオテクノロジー・医薬、情報技術(IT)サービス産業と電子商取引など幅広く、各社の調達品目に合わせTAITRAがサプライヤー情報を提供し、台湾企業との連絡や商談会の手配を行う。
この商談会は、台湾企業から製品やサービスを調達する意欲のある日本企業が無料で参加することができ、一定の条件を満たす企業には航空券や宿泊料などの補助も提供される。事前にTAITRAサイト(http://taitra.gr.jp/event/jt-sourcing)での申し込みが必要となっている。受付は23日まで。
TAITRAによれば、日本は台湾にとって2番目の貿易パートナー、台湾は日本にとって第4の貿易パートナーとなっている。同商談会では昨年、日本企業48社、台湾のサプライヤー220社が参加した。