2024/12/26

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政治

国家の安定には法治の共通認識必要:江行政院長

2014/04/21
「2014年青年政策フォーラム司会人材育成活動」に出席した江宜樺行政院長(中央)。法治に対する共通認識の重要性を訴えた。(行政院サイトより)

行政院(内閣)の江宜樺院長(首相)は20日、「2014年青年政策フォーラム司会人材育成活動」に出席した際、若者たちは意見が一致するかどうかにかかわらず、他人との絶え間ない意思疎通が必要であり、そうしてこそ民主的な生活を豊かなものにできると述べた。江行政院長はそして、国家の安定は警察に頼ってはならず、法治に対する全国民の共通認識があってこそ、憲法に基づいた政治と民主はこれからも発展できると強調した。


江行政院長は、政府は近年、国際人権規約の精神に呼応し、集会や街頭デモに対する法律の執行面でますます寛容になっているが、越えてはならない一線があると指摘、行政院の敷地や建物への乱入は違法行為で、行政の中枢を麻痺させたり、要求が通らなければ退去しないとしたりすることは極めて不適切だと批判した。

江行政院長は、これらの人たちの排除は政府にとって大変つらい決定であり、これを政府が暴力で人々に対処するよう命じたと受け取るべきではないと主張。一部の警察官に行き過ぎの行為があったとされることについては、そうした行為には同意できないとして見直しを求める考えを示した。

江行政院長は、青年と学生が他の公民と同様に、国家のより明るい未来を望んでいることは理解できるが、政策に対する監督には理性的かつ合法的な方式で臨むべきで、非理性的な方式や暴力に訴えるべきではないと述べた。

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