衛生福利部と赤十字が国際災害医療で協力覚書を。写真はハイチでの大地震後、現地で医療援助に当たる人員。(台北栄民総病院サイトより)
衛生福利部(衛福部:日本の省レベル)の邱文達部長(大臣)と中華民国紅十字(赤十字)総会の王清峰会長は4月28日、「国際災害医療業務」協力覚書に調印した。
衛生福利部と赤十字は今後、世界とリンクした災害医療対応プラットフォームを共同で発展させ、国際災害医療チームを組織したり、これら業務の執行意欲を持つ病院と提携したりすることで、国際災害医療チーム専門のボランティアや関連のチーム組織業務を担当する。また、関連の人材育成に向けての教育訓練の実施、災害医療救援関連の準備作業、及び後方支援サービスなどを提供する。
双方はこのプラットフォームを通じて、災害発生時に被災地で起こりがちな医療資源不足の問題に対応し、すばやい医療サービスで被害を最小限に食い止める考え。