2024/12/26

Taiwan Today

観光

観光ホテルの95%以上、バリアフリー施設を整備

2014/05/09
台湾の観光ホテルの95%以上に、バリアフリー施設は整備されている。(台北市政府サイトより)

江宜樺行政院長(首相)は8日の閣議で、交通部による「バリアフリーの旅行環境推進状況」報告を受け、バリアフリーの旅行環境の整備を強化し、心身障害者及び高齢者のより快適な旅行を実現する考えを示した。

江行政院長はまた、中央政府の関連省庁と地方自治体がそれぞれ所轄の国家公園、森林レクリエーションエリア、レジャー農場、文化パーク、文化的観光スポット、風景特定エリア、観光旅行スポット及び公園や緑地などのバリアフリー施設とそのサービスレベルを改めて検証し、改善するよう指示。

交通部(日本の国交省に相当)によると、台湾の観光ホテルの95%以上にはバリアフリーの施設が整備されている。同部はまた、交通部観光局(日本の観光庁に相当)は国家風景エリアにおいて、「北海岸(北部・新北市)、東北角(北東部・宜蘭県)、日月潭(中部・南投県)、参山(北部から中部・新竹県、苗栗県、台中市など)、大鵬湾(南部・屏東県)」のバリアフリー旅行5コースを打ち出していると指摘。コースの設定ならびに各ソフト、ハード面での設備の改善の他、心身障害者及び車椅子やベビーカーを使用する人への支援を目的とし、2013年にはバリアフリー通路、エレベーター、バリアフリーのトイレ、駐車スペース及び車椅子用観覧席など176項目に及ぶ改善措置を実施したと説明した。

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