税関の統計によると、台湾から東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムへの輸出額は昨年、569億2,000万米ドルに達し、過去最高額を記録した。前年からは2.2%成長し、ASEANは台湾にとって第2の輸出市場となっている。
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は6月10日、台北市内で台湾企業とASEAN10カ国25人のバイヤーとの1対1マッチング商談会を行う。実際の取引を促し、海外市場における商機開拓を目指す。調達品目は農産物および食品、鉱産物、化学原料および製品、バイオ医療および医薬品、化粧品・スキンケア用品、紡織品、靴、金物・手工具、機械、安全消防器材、電力電機設備、情報通信技術(ICT)製品、電子部品、自動車・バイク部品、船舶、光学・光電および周辺設備、家具・乳幼児用品、文化クリエイティブ製品、プラスチック・ゴム製品などとなっている。
この商談会に参加するには事前申し込みが必要で、受付期間は9日から6月6日までとなっている。問い合わせ・受付は+886-2-2725-5200(内線1541)まで。