2024/12/27

Taiwan Today

経済

4月の失業率は3.91%、2008年6月以来の低レベルに

2014/05/23
世界金融危機の影響で上昇した失業率が改善、今年4月は3.91%となり、2008年6月以来の低水準に。写真は企業の社員募集説明会の様子。(中央社ニュースサイトより)

2008年下半期に世界金融危機の影響を受けたことで、台湾の失業率は2009年から2010年の上半期まで5%以上に跳ね上がった。その後、政府が雇用促進措置や内需拡大策、公共投資などの経済政策を打ち出したことで、2013年の年間失業率は平均で4.18%まで下がり、月ベースでは今年4月に3.91%と、2008年6月以来の低レベルにまで改善した。15歳から24歳まで失業率は2013年には年間で平均13.17%だったが、今年4月には12.27%まで低下している。

若者の雇用機会を増やすため、国家発展委員会(日本の省レベルに相当)は各省庁と調整して、「人材の育成とつなぎとめ、呼び込み統合計画」(2014年~2016年)を推進。労働部(日本の厚労省に相当)は「青年雇用促進方案」を進めている。さらに、経済部(日本の経産省に相当)は13省庁と共に、「青年起業プロジェクト」を推進する。

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