国家発展委員会（国発会：日本の省レベルに相当）の管中閔主任委員（大臣に相当）は今月21日から23日まで、代表団を率いて中国大陸の北京を訪れ、今年のAPEC（アジア太平洋経済協力）の「女性と経済フォーラム（WEF）2014」に出席した。
管主任委員はハイレベル閣僚級会合で行った講演の中で、女性が未来の経済成長のために果たす役割は極めて重要だとし、アジア太平洋地域は経済貿易面での発展を目指すと同時に、女性がこれに参与するための役割、機会、ルートを重視していく必要性を強調した。また、中華民国が推進する、APECの「女性経済のイノベイティブな発展」長期計画の一環として今年10月に台北で開催する、国際ワークショップへの参加を各経済体に呼びかけた。
今年のWEFのテーマは、「女性の能力活用とアジア太平洋経済の連結」で、3つのサブテーマは経済貿易分野の議題と近年の発展トレンドと関連しており、「女性と、省エネCO2削減などによる持続可能な社会の発展」、「女性と地域経済統合」、「女性の経済的なエンパワーメントの強化政策」だった。