経済部統計処は29日、最新の経済概況を発表した。主計総処は、今年の輸出額は前年比で3.1%の成長と予測している。
行政院主計総処の統計によれば、今年1月から4月までの輸出額は前年比で2.3%増加。品目別では電子製品の輸出が好調で前年比12.3%増加。DRAM、太陽光発電、LEDの需給バランスが産業秩序の再編成により、輸出が目立って回復した。また、機械は設備投資意欲の回復で、輸出額は前年比8.2%の増加となった。
主な市場別では、米国向け輸出が前年比6.8%増加。欧州向けが同7.3%増えた。欧米の景気が安定しつつあることに加えて、携帯デバイスの新製品が登場しており、国内の電子機器メーカーは引き続き先進的で競争力のある技術を開発し、未来の輸出の原動力とする。