行政院(内閣)大陸委員会(陸委会)は3日、中国大陸の北京で起きた「六四天安門事件」(1989年6月4日に発生)から25年となるにあたって声明を発表、中国大陸は同事件の重要な意義に向き合い、積極的な反省を行うことで、歴史の傷跡を中国大陸の改革の契機と原動力に変えるよう呼びかけた。
大陸委員会はまた、人々を幸福にしていくことこそ、台湾海峡両岸関係発展の核心的価値であり共通の目標だと強調。政府は過去6年あまりの両岸対話の過程において、人身の安全保障、人道的な思いやりなど人権に関わる重要な分野で中国大陸側と意思疎通と交流を行い、両岸交流と協力関係の強化に努め、民主、自由、人権、法治などの普遍的な価値を中国大陸側に伝えてきたと説明した。