2024/12/26

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経済

遺伝子操作で蛍光色に光る観賞魚、台湾が作出に取り組み

2014/06/05
科技部は4日、台湾北部の台北市で「中・大型の光る観賞魚の開発」に関する記者会見を開き、成果を発表した。(科技部提供、中央社)

科技部(日本の省レベル)は4日、台湾北部の台北市で「中・大型の光る観賞魚の開発」に関する記者会見を開き、成果を発表した。中央研究院がコンビクトシクリッドなど中型の魚を遺伝子操作することで蛍光色に光る観賞魚を作出、魚類の経済価値が高まっている。

統計によると、台湾において人工的に繁殖させることが可能な観賞魚は370種以上に達する。また世界の観賞魚市場の生産額は年間約2,300億台湾元(約8,070億日本円)と推計され、うちアジアとオーストラリアの生産額は32%を占める736億台湾元(約2,582億日本円、台湾はうち約6~10%)、欧州の生産額は34%を占める782億台湾元(約2,744億日本円)とみられる。台湾で繁殖している観賞魚は、台湾市場向けのほか、東南アジアや日本、米国、南アフリカ、英国、ドイツ、ベルギーなど10カ国・地域に輸出されている。

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