2024/12/27

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澎湖南方四島国家公園、8日に9カ所目の国家公園に

2014/06/06

内政部(日本の省レベル)は5日、離島、澎湖の南方に位置する「澎湖南方四島国家公園」が8日にも中華民国(台湾)の9カ所目の国家公園として公告されると表明した。同公園は澎湖の南方水域に位置し、望安嶼(嶼=小島)および七美嶼以東にある東吉嶼、西吉嶼、東嶼坪嶼、西嶼坪嶼とその周辺の島々で、陸地面積は約370ヘクタール、水域面積は3万5,473ヘクタールとなっている。海洋型国家公園としては台湾で2カ所目となる。

同公園の地質は玄武岩で、生物の多様性や海洋の生態系、島々の人・文化・景観といった点において特色を持つ。内政部は同公園の自然資源の保護事業に取り組み、伝統的な集落や伝統農業に用いられた風除けの建物「「菜宅」の保存と活性化も推進する。また環境にやさしい公共サービス施設も整備、海洋環境教育やエコ探索ツアーなどのイベントも推進していく計画だ。

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