中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)による国際的なB2B(business to business 企業間の商取引)プラットフォームである「台湾経貿(経済貿易)網」(TAIWAN TRADE)が、eBay、New Egg などの世界のB2C(business to consumer 企業対消費者間取引)プラットフォームに続いて、9日には世界的に知られる通販会社、Amazon.com と協力覚書を交わした。B2Cの電子商取引(eコマース)による売り上げの急速な拡大と、国境を越えた電子商取引ではB2BとB2Cを同時に進めていかねばならないトレンドに向き合い、TAITRAは台湾の企業がAmazon.comを活用して世界各地で優れたネットショップを開いていけるようサポートする。
TAIWAN TRADEの目的は、台湾企業が電子商取引を用いて競争力を高めることへの支援。現在では、台湾の企業6万7000社が会員となっており、製品カタログ33万枚以上という台湾最大の製品データバンクである。
Amazon.comは世界13ヶ所で通販サイトを運営。商品の流通ネットワークは65ヶ国・地域をカバーしており、実際に取引を行っている顧客(アクティブユーザー)は2億人以上だという。