国家発展委員会(国発会、日本の省レベル)は23日、「商品輸出モデル転換アクションプラン」の草案を承認した。内容は、輸出製品ラインナップのモデル転換、市場開拓、マーケティング・流通の3本柱、および戦略7項目から成り、過去の価格競争から価値による競争へシフトさせることを目指す。
具体的には、輸出品目の多様化として、潜在力の高い中小企業を発掘し重点的に指導し、国家発展基金による投資・融資と信用保証を通じて資金面での支援を拡大、また産業検査・認証インフラを整備する。
さらに、輸出市場の多様化では、世界の成長構造の変化に対応するため、重点開拓市場に工業国を新たに盛り込み、地域ハブ拠点の規模を拡大、資金導入機能を強化する。
マーケティング戦略の多様化では、輸入作業のオンライン環境を整え、次世代の消費によるビジネスチャンスをつかむとともに、鮮明でぶれない国際的な台湾ブランドイメージを形成する。