「台湾海峡両岸共同犯罪取締り及び司法共助協議(協定)」は2009年6月25日に発効しており、25日で満5年となった。この間、両岸は電信詐欺(電話やインターネットの通信を利用した詐欺)や国・地域をまたいだ麻薬犯罪の摘発、刑事犯及び容疑者の送還、犯罪によって得られた利益の返還、受刑者の引き取りなどの執行で顕著な成果があった。
統計によると、過去5年来、両岸双方の「政府」省庁が相手方に協力を要請したのは合計5万3260件。処理を終えたのは4万4618件で処理率は83.77%に達した。1ヶ月平均で700件あまりが処理されており、毎月、中国大陸から6人の刑事犯が台湾に送還されたことになるという。