中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は3日、ロシアのサンクトペテルブルクで6月30日(現地時間)に開かれた国際見本市連盟(Union des Foires Internationales、UFI)の世界理事会に台湾を代表して出席したことを報告した。UFIは今年、香港のビジネス・ストラテジー・グループ(BSG)に委託し、2013年のアジア見本市産業報告をまとめた。この調査によれば、台湾の見本市産業の展示規模(販売面積)はアジアで6番目だった。成長率は11%とアジアでトップ、地域全体の平均6.6%を大きく上回った。
台湾は近年、国際会議や見本市などを手掛けるMICE(Meeting、Incentive、Convention、Exhibition)産業の発展に取り組んでいる。MICE産業の国際競争力強化に引き続き取り組むとともに、TAITRAを通じ「台湾MICE産業先導者計画」を促進、国内の関連業者に新たな見本市の実施や産業の体質強化を指導し、国際水準へのレベル引き上げを積極的に進めている。