財団法人・資訊工業策進会創新応用服務研究所((Innovative DigiTech-Enabled Applications & Services Institute, IDEAS)は今月24日と25日、「The Next Big Thing」をテーマに国立台湾大学集思国際会議センターにおいて、インターネットを利用した革新的なアプリケーションとサービスを紹介するための台湾最大のプラットフォーム、「2014年IDEAS Show網路創意展」を開催する。今年は世界各国・地域からの優秀なスタートアップ(新たなビジネスモデルを開発して急速な成長を目指すグループ)33チームが決勝に進出しており、25日に最終結果が正式に発表される。
IDEASによると、「IDEAS Show」は過去6年間に1000を超えるスタートアップチームを育成した他、過去数年の台湾におけるインターネットを利用した起業への大型の投資や買収はいずれも「IDEA Show」から実現している。
例えば、「IDEA Show」で注目されたGogolook社の携帯電話用ソフト、「whoscall」はGoogle社によってその年の「世界で最も優秀なアプリケーションソフト」に選ばれ、2013年12月にはLINEの親会社であるNAVER社に5億2900万台湾元(約17億8056万日本円)で買い取られている。「IDEA Show」が開催されるようになって6年。その間指導した企業27社が内外で賞を受けている他、投資の促進44件、買収4件を実現させている。