内政部（日本の省レベルに相当）警政署によると、今年になってから7月6日までに起きた詐欺事件は合計1万2389件で、そのうち7398件を解決。詐欺事件による損害額は前年同期比で2269万台湾元（約7621万日本円）あまり減った。
警政署は、国家通訊伝播委員会（NCC）や科技部（省レベル）などの政府省庁を横断した連携と関連業者との協力を通して、「携帯電話による小額支払い管理体制」、「LINE社との継続的な協力」、「携帯電話のショートメッセージを利用した悪質なソフトへのリンクの遮断」など、詐欺に対する各種防止措置を強力に執行したことで、事件解決件数は前年同期比で18.05％増加した。
警政署刑事警察局は、詐欺の新たな手法及び対抗策について、「携帯電話を利用した小額詐欺の手法分析及び対抗策早分かり」（http://www.cib.gov.tw/Upload/Files/5178.pdf ）を製作、多く見られる携帯電話とショートメッセージの詐欺手法を収集して公開している。