馬英九総統は2日、台湾南部の高雄市で7月31日深夜から1日未明にかけ起きた爆発事故の救助の状況を視察するため現場を訪れた。馬総統は、犠牲となった人々、警察官、消防士らの霊前で冥福を祈り、医療機関に入院中の負傷者を見舞った。馬総統は、この事故について政府が調査、捜索・救助、復興、被災者の収容に取り組むだけでなく、今後すべての県・市における地下の配管の安全について、江宜樺行政院長(首相)に点検と調査を関連省庁に要請するよう指示し、このような事故が二度と起こらないようにしなければならないと述べた。
なお、行政院(内閣)は5日から3日間にわたり、全国で半旗を掲げ、厳粛に哀悼と惜別の気持ちを示し、尊い命を失った仲間をともに悼むと表明した。