馬英九総統は13日午前、大手経済紙「経済日報」が主催した「2014年能源願景高峰論壇」(エネルギー・ビジョン・フォーラム)の開幕式で、台湾は天然資源が乏しい一方で環境汚染に耐える能力にも限りがあるとし、政府が持続可能なエネルギー政策を推進するには、限りある資源を使用する際の「効率」アップと環境に優しい「クリーン」なエネルギーの開発、及びエネルギーの「安定」供給確保を同時に進め、エネルギー供給と環境保護、経済発展の三つをいずれも実現する目標を達成せねばならないと述べた。
馬総統は、石炭、石油、天然ガス、原子力、水力、風力、太陽光などのエネルギーはそれぞれが長所と短所を持つとした上で、政府は国内の現況を考慮してどのエネルギーも選択肢として放棄せず、最適な組み合わせを探ることで、「Optimal Energy Mix」(エネルギー・ベスト・ミックス)を実現すると強調した。