経済部(日本の経産省に相当)による、中国大陸で事業展開する台湾企業を支援するための訪問団が18日、中国大陸広東省の深圳に到着した。2日間の日程で、現地の台湾企業を訪問すると共に、それら企業の代表と座談会を開く。座談会には現地の台湾企業の責任者及び幹部60人あまりが参加、それぞれの法人専門家と踏み込んだ交流を行う。
経済部では、中国大陸におけるビジネス環境の変化に伴い、今後は中国大陸で展開する台湾企業が台湾にUターンし、台湾の研究開発法人を活用して変革とレベルアップを図るよう奨励する他、「台湾海峡両岸投資保障・促進協議(投資保護協定)」のプラットフォームを利用して、経営コストの上昇や労使問題、輸出から中国大陸における販売への転換など、台湾企業の直面する問題を中国大陸側に伝えていくとしている。