江宜樺行政院長(首相)は21日、閣議で「スマートハンドヘルドデバイス産業の現況および発展推進戦略」について経済部(日本の経済産業省に相当)から報告を受けた。江院長は閣議後、経済部が引き続き次世代のイノベーションの発展を見守り、基幹部品の画期的な技術進歩や、応用サービスのイノベーションによる同産業の競争力強化に積極的に取り組み、経済成長のけん引力を高めていくとの方針を示した。
経済部はこれについて、研究開発(R&D)プログラムで産学協力や、画期的な基幹部品のR&Dを促し、技術R&Dの産業化を後押しするため、今年上半期には約20億台湾元(約69億日本円)を投じるとともに、企業のR&D投資180億台湾元(約617億日本円)を促し、台湾業者の世界のサプライチェーン入りを手助けしていると表明した。