台湾証券取引所(TWSE)は22日、「資本市場協力フォーラム」を開催した。日本取引所グループ(JPX)の斉藤惇最高経営責任者(CEO)も招きに応じ出席。TWSEは、台日の協力により、共通オンライン取引プラットフォームを設置し、投資家により多くの選択肢を提供し、台日の企業により多くの資金調達ルートを提供することを期待すると表明した。
フォーラムでは、台日共通の上場投資信託(ETF)の発行推進や、商品開発では台湾の証券会社が日本の証券市場の指数や株価を投資対象にしたワラントを発行することを奨励する、市場マーケティングでは台日が日本語と繁体字中国語の投資情報発表の強化を提言するといった議題のほか、人材および技術交流についても話し合われた。
台湾証券取引所は2000年にJPXと協力覚書を交わし、2013年には双方の主務機関が「金融監督分野における相互協力のための台日間の覚書」に調印した。