立法院(国会)外交及び国防委員会は今年5月5日、中華民国の遠征軍がインド及びミャンマー地区で同盟国と共に戦ったことは第二次世界大戦での勝機を固めたもので、その貢献は無視できないとして、遠征軍の士官や兵士たちが国家に忠義を尽くして犠牲となった事績を表彰するため、特別チームを組織し、ミャンマー地区で戦死した英霊たちを帰還させてその御霊を慰めることを提案した。
これを受けて政府省庁合同で組織された特別案件チームは27日、ミャンマーから帰国、ただちに台北市の圓山にある国民革命忠烈祠にこれらの英霊を加える祭祀を執り行った。式典は国防部(日本の防衛省に相当)の厳明部長(大臣)が主宰、立法委員(国会議員)、国防部の関係者、当時の戦闘に加わった兵士代表及び戦史学者などが参列した。