内政部(日本の省レベルに相当)は4日、「第十次国民生命表」を発表。中華民国(台湾)の人たちの平均寿命は引き続き改善し、男性は75.96歳、女性は82.47歳となった。男性の8割近くと女性の9割が65歳まで生きる。男性の半数は79歳まで生き、女性の半数は85歳まで生きることになる。
台湾の人たちの平均寿命を世界の主要国家と比べた場合、男性は米国における2011年の76.30歳と最も近いが、その他欧米の先進国には劣る。女性はドイツにおける2009年から2011年の82.70歳と最も近く、米国や英国をやや上回る。アジアの近隣諸国・地域と比べた場合、インドネシア、フィリピン、中国大陸は上回るものの、日本、韓国、シンガポールには劣っている。