内政部(日本の省レベル)は10日、2015年から全面的に統計年報データを更新し、測量・製図結果に基づき、あらためて中華民国(台湾)に属する範囲の南シナ海地域の地図を作成すると表明した。
同部は、南シナ海の島嶼・岩礁に関する情報を把握するため、2011年から「大陸棚および島嶼・岩礁調査計画(2011~2015)」に基づき、実地での測量に加え、高解像度の衛星画像を利用し、南シナ海の島嶼・岩礁の測量と製図を進め、空間データを整理した。現時点で、東シナ海の釣魚台列島と南シナ海の島嶼・岩礁の大部分のデータが整理され、198島嶼・岩礁の基礎画像データを作成、2015年末までに東シナ海と南シナ海のすべての島嶼・岩礁の測量・製図作業を終える予定だ。