世界貿易機関(WTO)事務局は、台湾についてまとめた報告で、台湾では情報技術(IT)産業が依然として最も競争力の高い産業であり、また高い潜在成長力を備えていると指摘した。
WTOはまた、台湾では通信産業が最も成長の速い産業であり、年平均20%の成長率で発展、このスピードは国内総生産(GDP)成長の10倍だと指摘した。2013年の通信産業の対GDP比は3%に達した。
なお、経済発展の原動力のさらなる多元化を目指し、台湾は自由貿易協定(FTA)や、経済パワーアッププラン、自由経済モデルエリアなど、さまざまな経済改革を積極的に進めているとWTOは評価した。