行政院農業委員会の陳保基主任委員は中国大陸で19日に行われる第3回APEC食料安全保障担当大臣会合に出席する。写真は昨年のAPEC林業担当大臣会合で。（行政院農業委員会サイトより）
行政院農業委員会（農委会、日本の農林水産省に相当）によると、同委員会の陳保基主任委員（大臣）は17日、中国大陸で19日に行われるアジア太平洋経済協力（APEC）の第3回食料安全保障担当大臣会合に出席するため、中華民国（台湾）代表団を率いて出発した。
中華民国（台湾）は2010年の同会議ののち、「APEC緊急食料備蓄メカニズム」、「官民のパートナーシップ強化による食料損失の低減」など6項目の食糧安全計画やシンポジウムを実施してきた。
今回の会議では、台湾が推進する食の安全対応策で達成した画期的な成果について紹介する。
このほか陳主任委員は、米国やオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、日本、インドネシア、フィリピンなどの食料安全保障担当大臣、または代表と2者会談を行い、APECの地域協力計画や双方が関心を寄せる農業問題について意見を交換する。