経済部（日本の経済産業省に相当）統計処の林麗貞処長は22日、液晶パネルは第3四半期の業績が期待できるとの見通しを示した。林処長はまた、10月1日から7日までの中国大陸の大型連休と欧米のクリスマスシーズン向けの受注、ノート型パソコンの買い替え需要といった3つの大きな要素にけん引され、中国大陸および香港からの精密機器の受注が8月、過去1年近くで初めてプラス成長に転じたと述べた。
林処長はさらに、モバイルデバイスの新機種が続々と登場していることに加え、電子製品の繁忙期に向けた在庫積み増しの需要が拡大していることで、電子製品は今年、好調が際立っており、15カ月連続で成長が続いていると指摘、受注の主な仕向け先は多い順に、中国大陸と香港、米国で、受注全体の6割以上を占めていると説明した。