2024/12/26

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政治

中華民国は「一国二制度」受け入れず:江行政院長

2014/09/29
江宜樺行政院長(右)は立法院で、中華民国(台湾)は「一国二制度」を受け入れないと強調。左は対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会の王郁琦主任委員(大臣)。(中央社)

中共総書記の習近平氏が、「平和統一、一国二制度」が台湾に対する基本方針だとした談話に対し、行政院(内閣)の江宜樺院長(首相)は26日、立法院(国会)での答弁で、「中華民国(台湾)が『一国二制度』の政策を受け入れたことはこれまで無く、我々の主張は、中華民国憲法の枠組みの下で現状を維持し、台湾を主体に、人々に有利に、というものだ」と述べた。

行政院は、政府はこれまでずっと、中華民国憲法の枠組みの下で、「統一せず、独立せず、武力行使しない」現状を維持することを主張しており、これは台湾の利益に最もかなうやり方でもあると説明。政府は今後も、台湾の全ての人々の「最大公約数」であるこの主張に基づき、台湾海峡両岸の話し合いと交流を安定的に進め、両岸の相互信頼関係と理解を増進するとしている。

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