「情報通信技術のオリンピック」と称される、2年に1度の2014年世界情報技術産業会議(WCIT:World Congress on Information Technology)が9月30日夜(メキシコ時間)にメキシコで行なわれた。中華民国(台湾)の財団法人資訊工業策進会のスマートネットワークシステム研究所(Smart Network System Institute)は、「先進的なセンサープラットフォームとグリーンエネルギーの応用システム技術プロジェクト」の具体的成果である、「III-SEMSスマート・エネルギー・マネジメントシステム」で、世界情報サービス産業機構(WITSA)の「持続的な成長賞」を獲得した。
「III-SEMSスマート・エネルギー・マネジメントシステム」は三つのキーテクノロジーを統合し、電力の使用効率を向上させるもの。今回の受賞につながったキーテクノロジーの一つ、「クラウド・インテリジェント・グリーンエネルギー・マネジメントシステム(In-Snergy)」は2011年の米国R&D100アワードを獲得しているだけでなく、今年はロシアのアルキメデス国際発明展で銀賞、日本・東京のWGC(世界天才会議・国際発明展)でも銀賞を受けている。