「中華民国中央及び各界による民国103年(2014年)国慶節祝賀大会」が10日午前、総統府前広場で行なわれ、馬英九総統は、「民主を誇りに、台湾を光栄に感じよう」と題して国慶節の演説を行なった。馬総統は、民主政治は異なる意見の包容、対話の促進、争いの解決により社会に安定をもたらすことが可能で、中華民国(台湾)は理想的な範例だと述べた。
馬総統はまた、中華民国のパスポートは世界140の国と地域で入国(境)ビザ免除やランディングビザの待遇を受けており、その使いやすさは世界22位だと指摘、海外を訪れた国民は未曾有の尊厳と利便性を感じることが出来ると説明した。馬総統はそして、自由民主の中華民国はすでに国際社会の信頼を獲得し、中華民国のパスポートも文明と法治を象徴する国際的な「ブランド」になっているとして、このことは間違いなく台湾の栄誉だと強調した。