中華民国(台湾)とフィリピンの閣僚級経済協力会議が23日と24日に台北市内で開かれる。中華民国は同会議の中で、中華民国のRCEP(東アジア地域包括的経済連携)参加をフィリピンが支持するよう求めていくと共に、台比ECA(経済協力協定)の実質的な交渉の早期スタートを目指していく。今回の会議の議題は、投資、産業協力、貿易拡大など広範囲にわたり、具体的にはグリーンエネルギー及び地熱関連の産業での協力などが含まれる。
経済部(日本の経産省に相当)の資料によれば、昨年の実績で中華民国はフィリピンにとって6番目に大きい貿易パートナーで、フィリピンは中華民国にとって11番目に大きい貿易パートナー。双方の経済貿易面での往来が密接であることがうかがえる。