文化部(日本の省レベルに相当)の龍応台部長(大臣に相当)は23日、欧州原子核研究機構(CERN)との協力計画の内容を発表した。台湾の芸術家を2人選び出し、スイス・ジュネーブでの創作活動に送り込む。龍文化部長は、台湾の芸術を世界に紹介する助けになると期待している。
龍部長によると、CERNは今月28日にウェブサイト上で、台湾の芸術家2人の募集について正式に公表する。部門は二つに分かれ、一つはデジタル技術を用いた、異なる分野を跨ぐ表現方法、もう一つはデジタルとダンスに関わる芸術。CERNと文化部が共同で組織した審査委員会によって選定された芸術家は、来年ジュネーブに1ヶ月間滞在し、現地で国際的な物理学者らと交流しながら創作活動に当たる。