馬英九総統は28日午前、「2014全国中小企業発展会議」開幕式に出席した。馬総統は開幕のあいさつで、国内には現在、133万社の中小企業があり、就業人数は858万人以上、総企業数の約97.6％および全就業人口の78％を占めていると指摘。また、統計によると、中小企業の輸出額は昨年、輸出総額の14.5％を占める1兆4,000億台湾元（約4兆9,417億日本円）を超え、これら中小企業が経済発展の促進と就業機会の創出に高く貢献していると述べた。
中小企業政策について、経済部（日本の経済産業省に相当）は「中堅産業飛躍計画」を積極的に進め、規模は大きくないが高い潜在力を秘めた事業者の研究開発やモデルチェンジ・高度化の取り組みを奨励、支援している。貿易政策について馬総統は、貿易からもたらされる利益を拡大するため、台湾はより多くの主要貿易パートナーと自由貿易協定（FTA）を締結しなければならないと述べた。