日本の「小原流」は、日本の華道の400を超える流派をリードする一派であり、世代間の継承が極めて重視されている。当代家元である小原宏貴さんは、小原流家元世襲の重責を担う、歴代でも最も若い家元で、日本の重大な式典などでも技を披露した経験が豊富であるだけでなく、世界的な華道の展示会にも招かれる実力を持つ。
小原宏貴さんは3日、1日から開催中の2014台北国際フラワーデザイン展で、初めて台湾において、入場者の目の前で大規模な公開制作を行った。台北市政府産業発展局は、日本の生け花に興味のある市民に向け、会場の花博公園争艶館でこの作品を鑑賞してほしいと来場を呼び掛けている。