台湾最大の規模を誇る書院「鳳儀書院」(台湾南部・高雄市)が10月31日、修復工事を終え、リニューアルオープンした。鳳儀書院は、鳳山城隍廟の隣に位置し、1814年(嘉慶19年)に設立された。日本占領時代には、旧台南衛戍病院鳳山分院、養蚕所、鳳山郡役所の宿舎などとして使用されていた。第二次世界大戦後には、次々に賃貸住宅となり、増築され、教育部(日本の文部科学省に類似)学産基金によって管理された。
書院設立200周年を迎え、高雄市文化局は、錦飛鳳傀儡戲劇団の古代儀式に基づいた「傀儡戲謝土及拜天公科儀」や、台湾豫劇団の「曹公外伝」を上演し、多くの人たちが観劇のために鳳儀書院へ足を運んだ。