江宜樺行政院長(写真)は6日、行政院(内閣)で記者会見を開き、食品の安全性強化のために打ち出した8項目の措置の進捗状況を説明した。(中央社)
江宜樺行政院長(首相)は6日、食品の安全性強化のために打ち出した8項目の措置の進捗状況を説明。来年から食品の品質に関する不正を告発した人に地方自治体が与える報奨金額を引き上げる他、食品GMP(製造品質管理基準)制度についても政府主導から徐々に民間の自主的な製品認証へと転換していく。
告発報奨金の金額について江行政院長は、罰金や制裁金の20%以上に引き上げると述べた。また、食品GMP制度の改革について江院長は、各界の意見は同制度は存続させる一方で、大幅な改革と民間による運営への転換、並びに政府による厳格な監督を支持する傾向にあるとして、同制度は今後、政府主導から段階的に民間の自主的な製品認証及び生産管理へと転換していく考えを示した。