馬英九総統は12日午後、第25回「近代工程技術研討会（エンジニアリング・テクノロジーセミナー）」に参加した、米国を拠点に活動する台湾の専門家及び学者ら一行と会見、これら学者らが同セミナーのため帰国したことを歓迎すると共に、都市の再開発やクリーンな輸送システムの発展、高い付加価値を持つ石油化学産業の推進などの政策に対する政府の取り組みと成果を説明した。
馬総統は、台湾のエンジニアリング産業は、台湾高速鉄道（台湾新幹線）、雪山トンネル（長さ12.9キロの道路トンネル）、台北101（高さ508メートルの超高層ビル）、台北市の都市交通システム（MRT）のネットワークなど、国際レベルの工事を完成させられる専門能力を持ち、関連技術の輸出も検討できると述べると共に、政府が関連の政策を策定する際の参考に出来るよう、これらの専門家や学者が提言を行うよう要請した。